Darios Laboratory - 金魚マスターへの道


「金魚の基礎知識 〜 知らなくても余り困らない事柄 〜」



●金魚は何者か?

金魚の先祖は鮒であり、突然変異で発生した赤い個体を保存したのが始まりとされる。鮒といっても日本にいる鮒ではなく、中国原産の「ヂイ」なる魚の一種が先祖であるという。様々な品種が生み出され、自然界に存在する鮒からはかけ離れた姿になってしまったが、やはり鮒なので交配することも可能だ。

●金魚の種類

金魚には様々な種類があり、30種類程度が品種として認定されている。品種の一覧はこちらを参照して頂きたい。それでは、代表的なものを挙げてみよう。

「和金(わきん)」

最もポピュラーな金魚の一種で、緋鮒から突然変異で発生した種族。鮒に近い体形をしており、色彩は素赤(赤一色)や更紗(赤白の斑)が多い。鮒尾のものと三尾のものが一般的。非常に丈夫で飼育は簡単。

「琉金(りゅうきん)」

最もポピュラーな金魚の一種で、和金から突然変異で発生した種族。胴が短く、ぶっくりと太った体形をしている。色彩は素赤や更紗が多く、尾鰭は四尾が基本。割と丈夫で飼育は簡単だが、運動不足に陥るとすぐに転覆病を発症するのが難点。

「赤出目金(あかでめきん)」

和金から突然変異で発生した種族。外見的には琉金の目が飛び出したイメージで、色彩は名前の通り赤一色。チャームポイント(?)である独特の目の構造が災いして視力が低く、余り良く見えないようだ。琉金同様、転覆病にかかりやすい上、やや病弱。

「黒出目金(くろでめきん)」

赤出目金から突然変異で発生した種族。色彩は名前の通り黒で、その色合いは他に例をみない。基本的には赤出目金と同じような特徴を持つが、目の形のバリエーションが多少多い。

「コメット」

アメリカからやってきた金魚で、琉金から突然変異で発生した種族。和金の尾鰭をかなり長くした体形もしており、色彩は大半が更紗。尾鰭は体と同じぐらいの長さに達することもあり、その泳ぎは爆速。非常に丈夫で飼育も簡単だが、勢い余って「自殺」することがあるので要注意。

「朱文金(しゅぶんきん)」

鮒と三色出目金を交配して生み出された種族。コメットに良く似た体形をしており、色彩は赤/黄/青/黒の斑模様。その他の特徴や注意点もコメットと同じ。

「蘭鋳(らんちゅう)」

和金から突然変異で発生したマルコという金魚から更に突然変異で発生した種族。背鰭がなく、胴長でぶっくりと太り、頭部には肉瘤が発達する。色彩は素赤や更紗が多い。かなり病弱なので日々の管理が非常に重要。最も高価な部類に入り、上物になると軽く5桁に届き、100万以上の値がつくこともある。